若者のバイク離れが起きている理由

ハーレー

若者のバイク離れが深刻になって来ました。特に若い男性の間でバイク離れが顕著であり、昭和の時代に比べて興味を示す大学生や若手社会人が激減しています。免許は一応取得したが、ほとんどバイクに乗った経験がない、そもそも自分用のバイクを購入した経験が一度もない、という若者も今や珍しくはありません。若者のバイク離れの原因は様々です。まず最初に指摘されるのが、経済的な問題です。日本経済はお世辞にも好調と言える水準ではなく、特に若い世代の年収は200万円から300万円が平均となりました。

自動車に比べて維持費は安価とは言え、いざバイクを購入すればメンテナンスやガソリン代などのランニングコストが発生します。都心部で一人暮らしをする大学生や若手社会人は、普通に家賃や食費やスマホの月額料金、奨学金の返済などを支払うだけで精一杯、とてもバイク趣味に充てる余裕がない、これがバイク離れの主な原因です。

次に挙げられるのが、若者の趣味の多様化です。一昔前に比べて娯楽の種類が劇的に増加しました。アニメやゲームやネットサーフィン、そしてDIYやギターやアウトドアなど、バイク以外の娯楽に夢中になる若者が増えて来ました。労働環境の悪化がバイク離れを誘発している、との指摘もあります。若手社員の大半が長時間労働に従事しています。バイクでツーリングをしたり、愛車をカスタムしたり、新車を比較検討してワクワクする精神的な余裕、そして物理的な時間がなかなか得られない、という時代背景がバイク離れを引き起こしているのかもしれません。